石渡八幡神社の春祭りが4月21日、行われました。5月の改元前の平成最後の春祭りです。およそ50人の参加者は無事に過ぎた平成への感謝と、令和時代の平和と安全を祈りました。
関係者は石渡公民館に集まった後、石渡八寿喜会の16人のメンバーが、そろいの法被姿で木遣り歌を謡いながら先導、続いて氏子や区役員、最後に祭典当番の八常会や神楽保存会の人たちが続き、石渡八幡神社に向かいました。この日は、少し前に近くの運動公園を約1万人が参加した長野マラソンがスターしたばかりで、その熱気が境内に残っているようでした。
拝殿では、倉澤玄(けん)宮司が石渡区や区民の安全や幸せを願って祝詞を読みあげ、出席者全員へお祓いを行いました。このあと、氏子総代の高山秀則さん(2常会)など氏子や、区長の廣澤一由さん(9常会)をはじめとする区役員、その他の関係者代表が次々に玉串を供えました。
石渡神楽保存会のメンバーが、笛や太鼓に合わせて獅子舞を奉納、高山氏子総代と廣澤区長がそれぞれ、「安全で安心な石渡区を目指したい」とあいさつをし、神事を終えました。
[文と写真:石渡区監査役 水越渉]
八寿喜会の先導で、春祭りの行列は石渡公民館を出発、石渡八幡神社に向かいました
行列の最後は祭典当番の八常会の人や石渡神楽保存会のメンバーです。長持ちが重く交代で運びました
咲き誇るサクラのトンネルをくぐって、祭りの行列は境内に到着しました
拝殿では倉澤玄宮司が祝詞を読みあげ、区と区民の安全と幸福を祈念しました
続いて参加者が次々に玉串を供え、新しい時代への安全と安心を祈りました
出発前に、公民館では祭典当番の八常会の人たちが、玉串の製作に取り組んでいました。初めての経験に「勉強になりました」と話していました
前夜祭では、氏子総代の高山秀則さんに合わせて柏手を打ち、区の発展を祈りました