平成30年 石渡区区民文化祭

 石渡区の秋の恒例行事「石渡区民文化祭」が113日と4日、石渡公民館で開かれました。

 3日夜と4日の午前中は作品展示会です。生け花クラブの16点の作品や写真クラブの22点の作品、手芸クラブの袋物や十二支の飾り、みかさ幼稚園児の色彩豊かな絵や工作、ジグソーパズルの大作などが会場いっぱいに展示されました。また珍しいオートバイのプラモデルも展示され、見学者の目を引いていました。

 4日午後は演芸大会です。石渡神楽保存会の太鼓や笛による神楽の演奏や大正琴クラブの演奏、舞台からあふれるほど大勢が参加した石渡育成会の児童たちの「信濃の国」「世界に一つだけの花」の合唱、石渡吟詠会の詩吟、新民舞踊クラブの華やかな踊りが次々に披露され、盛んな拍手を受けていました。

 休憩をはさんで石渡八寿喜会の力強い木やりが披露され、会場を盛り上げていました。最後に、全員で輪になって朝陽音頭を踊り、「平成」最後の文化祭を締めくくりました。

【文:区相談役 水越渉・写真:HPスッタフ 増田今雄】

☆展示の部

会場の石渡公民館には、ところ狭しと展示作品が並んだ

【生花クラブ】華やかな生花がずらりと並び、会場の雰囲気を盛り上げた

【手芸クラブ】細かな手作業による干支の飾りやカバン、袋物などが並んだ

【写真クラブ】身近な運動公園やペット、戸隠の風景写真など22点が並んだ

【みかさ幼稚園】園児の絵画約50点(写真上)や指人形などの工作(同下)

 

【ジグソーパズル】中村安夫さん制作。干支が目を引いた

【絵手紙】関英子さん制作。秋祭りの様子や明治時代の「天地の文」が大きな模造紙に
【エコクラフト】かごやざるなどエコクラフトで作ったバッグ。宮坂貞夫さん作
【プラモデル】小林正幸さん制作。ホンダモンキーや川崎オートバイの耐久レーサーなどがずらり
【切り絵】池田治雄さん制作の切り絵
【毛糸織物】戸谷愛子さん制作の有り合わせの毛糸を利用したカーディガンやベスト
【刺しゅう画】北村則子さん制作のクロス刺しゅうによる「フランスの農村風景」
【バードカービング】中島弘さん制作の、実物大の野鳥の木彫り。ウグイス(写真)やメジロなど4点を出品
【折り紙細工】平塚賢次さん制作。折り紙、セロテープなどを材料に作った

【能面】山本元博さん手作りの能面。「万媚」、「白式慰」、「獅子口」の3点を出品(写真左から)

 

☆演芸大会の部

【神楽】石渡保存会による「道中囃子」が披露
【大正琴】「宗谷岬」、「男の流儀」に続き最後の「星影のワルツ」は参加者が斉唱
【合唱】石渡育成会の親子による合唱。「信濃の国」、「世界に一つだけの花」を熱唱
【詩吟】「帰省所感」、「江月」、「楓橋夜泊」を吟じた
【木遣り】八寿喜会による木遣り。特別に文化祭向けバージョン「先綱」を披露
【朝陽音頭】最後の締めくくりは、恒例の「朝陽音頭」を全員で踊った