長野マラソン スタート!

  石渡八幡神社で応援お守りシールを無料配布

 今年20回目を迎えた長野マラソンの出発に合わせて4月15日、スタート地点の長野運動公園に近い石渡八幡神社で、開始2時間前の午前6時半から、応援お守りシールの無料配布が行われました。

 選手たちを激励しようと、石渡地区の有志グループが「応援お守りシール実行委員会」をつくって始めました。9回目の今年のシールは縦10.5㌢、横6㌢で、「無事完走」と「目標成就」の2種類。また、レース展開を占うおみくじもつくりました。おみくじは、「ウルトラ大吉」「超大吉」など6種類。「凶」では縁起がよくないと、気合いを入れて頑張ってほしいとの願いを込めて「喝!」としました。

 境内には選手たちの長い行列ができました。県内や隣県だけでなく、台湾や宮城県、三重県、石川県など遠くからの参加者も目立ちました。記帳した中では最高齢の選手は東京都の80歳の男性でした。選手たちは神社に参拝したあと、好みの応援お守りシールを選び、おみくじを引き「ウルトラ大吉だ」と喜ぶ姿も。用意した応援お守りシールは500枚ほどが配られました。毎年、この応援お守りシールを楽しみにしている選手も多いということです。

 スタート時には弱いながらも雨が降り始め、やや肌寒くなりました。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが「思い切って楽しんで走りましょう」と気合を入れると、1万人を越える選手たちは午前8時半、ゴールの長野オリンピックスタジアム目指して元気にスタートしました。

【文:石渡区相談役 水越渉、写真:HP運営スタッフ 増田今雄】

マラソンがスタートする沿道や八幡神社鳥居前などには配布を知らせる看板が立った(写真上、下)

あいにくの雨の中、葉桜となった参道を完走祈願のランナーたちが続々と集まった
記帳を済ませ拝殿で神妙にお参りをするランナーたち
お参りが済むといただける「無事完走」と「目標成就」のお守り札=写真上、と、本日の成果を占うおみくじ=同下

「ウルトラ大吉だ!」思わずにっこり(写真上)、「さあ、がんるぞー」(同下)

「おかげさまで昨年は完走できました」。思い思いの場所にお守りシールを張ったり、張ってもらったり
神社の軒下で、合羽を着て身支度するグループも
毎年参加の吉池さん(白のジャージ)と記帳受付の笠原さん(右から2人目)は、握手して無事完走を祈った
午前8時半。雨脚が激しくなる中、お守りシールを身に着けたランナーたちが一斉にスタート

応援シール配布の告知が前日の信濃毎日新聞に紹介されました