冬晴れの正月 どんど焼きで安心・安全祈願

 昨年1年間の安寧や無病息災、商売繁盛など区民の願いを込めたお札やお守り、だるま、年末年始の正月飾りなどをお焚き上げするどんど焼きが成人の日の10日、長野運動公園東の空き地(ホクト所有)で行われました。
 氏子、公民館、育成会などの主催。コロナ禍で昨年同様に、しめ縄飾りなどの収集は各ごみステーションから育成会の役員らが集めました。会場ではマスク着用、手洗いの励行、お神酒の振る舞いなども自粛されました。
 飾りに付いた金属類やプラスチック、だるまの下の土製の重しを除去、午前中にはやぐら2基が完成しました。午後3時前、集まった区民らはおよそ200人超。道路を挟んだ石渡八幡神社に向かって全員で拝礼。お清めのお神酒を振りまき、高山三良区長らが点火するとみるみる快晴の冬空に燃え上がりました。
 遠巻きにして見守る区民は燃え尽きるまで待機、残り火に近づきそれぞれ持ち寄ったお餅やマシュマロなどを焼き、早速ほおばり今年の健康、安全を祈願していました。

【写真と文 石渡つうしん取材スタッフ 増田今雄】

 

集まった正月飾りなど
金属類などを外しやぐらへ
「わたしのだるまさん、1年間ありがとう」
だるまを飾り付けやぐらが完成
石渡八幡神社に向かい拝礼
点火前にお神酒でお清めする田中実氏子総代
点火する高山三良区長
めらめらと冬の空を焦がし燃える2基のやぐら
投げ入れるとふわっと舞い上がった書き初め。(字が)上達すること間違いなし!
火だるま。「熱い!すべてはわたしに任せて・・・」
火に近づくと顔ばっかりが「あっつい」
持参のバッグで顔を覆い焼く
焦げ目対策に厚手のフライパン
スルメクリップに括られたスルメも登場
お餅の代わりにウインナーソーセージ登場
「芯までもう少しだね」。焼き芋がほっこり
健康、家内安泰を願い焼きあがったお餅を家族全員でいただく