大みそかに石渡八幡神社で越年祭

 石渡八幡神社で昨年の大みそかの夜、越年祭が行われました。小雪が舞い、しんしんと冷え込む中での二年参りになりました。午前零時近くになると境内には約30人の行列ができました。氏子さんによりますと、コロナ禍の前に比べると、三分の一から四分の一の数とか。寒さと新型コロナウイルス感染の心配から減ったのではないかとの見方でした。

 コロナの感染防止のため、例年振る舞われるお神酒や甘酒は中止になり、ミカンも手渡しではなく、自分で箱から取り出すようにしていました。参拝者は厳粛な表情で健康や平和を祈願したあと、互いににこやかに新年のあいさつを交わしていました。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

厳しい寒さの中、午前零時の年明けを待つ参拝者のみなさん。雪とコロナ感染の心配からか、例年よりだいぶ少ないようでした

年があけると次々に参拝者はそれぞれの願い事を込めてお参りしていました

新型コロナ感染がなかなか終息しないためか、いつも以上に熱心に参拝する姿が見られました

今年はお神酒や甘酒などの振る舞いは中止になりました。それでも参拝者のみなさんは「今年もよろしく」などのあいさつを元気に交わしていました

越年祭の準備に早くから取り組んだ区役員や氏子役員のみなさん(右側)。お疲れさまでした