「民話の語りとアルパの演奏会」が開催されました

 10月31日、石渡長寿会秋の文化講座「民話の語りとアルパの演奏会」が石渡公民館で開催されました。

 北信地方の伝説と民話を、語り継がれた伝説を次世代に伝えていきたいという仲間が集まり結成された「しなのの伝説をかたる会」の皆様から、北堀在住の牧豊子さんが中野の畔上家に伝わる約700年前の古文書「高梨由来記」に沿って書かれた「黒姫物語」など7話を語っていただきました。素晴らしい語り部から民話の世界へ誘って頂きました。

 アルパ演奏では、奏者の小林ユキ子さんは、パラグアイの民族楽器、アルパに2001年に出会い、倉澤信子氏、ルシア塩満氏に師事し、毎年開催されている「春のアルペシオ」に参加出演し、長野では「しなのの伝説を語る会」とコラボして演奏活動を行っています。

 師匠のルシア塩満氏の作曲で、朝ドラの主演歌にもなった「春風にのって」を始め、アルトパラマなど8曲を演奏していただきました。「浜辺の歌」及び「ふるさと」は、皆さんで唄いましょうと云う事で、アルパの演奏にのせて唄い、楽しいひとときを、過ごしました。

【文と写真 区広報部長 早川球喜】

以前から、それぞれが朗読の先生に学んでいたが、2012年に立ち上げた「しなのの伝説を語る会」の皆さん。

長野では珍しいアルパ奏者です。アルパには半音と楽譜が有りません。そのため、半音は弦を押さえて、疑似半音をつくります。演奏は、弾き方を見たり聴いたりしながら覚えるそうです。