厳かに神事が行われた春祭り

 4月11日、石渡神社恒例の春祭りの神事が、田中実氏子総代はじめ氏子三役、区四役、区顧問が参列して厳かに行われました。

 倉澤宮司によりお祓い、収束が見えない新型コロナウイルス感染症から区民の皆様の健康や安全などの祝詞奏上、参列者全員が玉串の奉奠(ほうてん)、神殿に供えられたお神酒が振る舞われ、厳粛で厳かな神事が滞りなく終了しました。あの賑やかなお祭りが、早く訪れますように…。

【文と写真:区広報部長 早川球喜】

倉澤宮司の祝詞奏上

祝詞奏上の動画

 

神殿に供えられたお神酒が参列者に振る舞われました。

全員で二礼二拍一礼

 

 

石渡歴史めぐり

大画面で見る場合はこちらから ⇒ 石渡歴史めぐり

令和3年度石渡区定期総会を開催

 4月11日(日)、石渡公民館において令和3年度石渡区定期総会が開催されました。

  総会では、高山三良区長(2常会)の挨拶の後、審議入りし、令和2年度の区行政経過概要、住民自治協議会活動、八幡神社運営、用水組合活動、公民館事業、長寿会事業、育成会事業などの報告があり、承認事項の区一般会計決算及び予算、推薦委員の選任、神社運営決算、予算及び御柱祭の催行、公民館決算及び予算が了承されました。

 なお、令和2年度はコロナ禍で公民館事業の多くが中止を余儀なくされたが、令和3年度も例年の事業を踏襲して計画した。コロナ感染症の終息が見えない中、昨年の経験を踏まえ、新しい事業も検討しているとのこと。

 高山区長からここ数年のうちに長老と言われる方々がなくなり、その方々に教えを得、話を聞いてきました。又、「遺したい石渡原風景」の企画で写真が400点以上、史跡も多数あり、皆様に見て頂きたい、知って頂きたとの思いから、区の事業として「石渡区誌」編さんの取り組みについての提案がありました。
当面は、9人の「石渡区誌編さん委員会」をスタートさせ、月一回の会議を開催し、内容の検討、資料の収集、講演会の開催などを計画していきたいとの事でした。

 最後に退任役員の紹介がありました。今回は、ご氏名の読上げでしたが昨年度はコロナ禍で、事業の中止や制限を余儀なくされ、まん延防止対策などと大変なご苦労、ご苦心をなさったことと思います。誠にありがとうございました。

【写真文章:区広報部長 早川球喜】

令和3年度石渡区四役及び顧問

【区長挨拶動画】

 

総会で挨拶する西脇顧問

区の会計監査報告をする小山会計監査

総会風景

 

 

八常会公園の花壇は花がいっぱいです

八常会の公園にある花壇では、色とりどりの花が咲き誇っています。手入れをしている「いこいの会」では、コロナ対策をしてぜひ観賞をと呼び掛けています。

咲いているのは、黄色のパンジー、白いスイセン、真っ赤なチューリップなどで、春の日差しを浴びて華やかな光景をつくっています。

いずれも、いこいの会員が昨年11月に苗や球根を植えたもので、厳しい寒さを乗り越え、開花しました。この花たちは5月まで咲いており、続いてバトンタッチをするようにユリがたくさん出て6月に開花します。

ユリが終わると、いこいの会では11月までもつ花を植栽、年間を通して花が絶えない花壇づくりを目指しています。

【文と写真:石渡つうしん取材班 水越渉】

花の手入れをする「いこいの会」のみなさん。「ぜひ、見に来て」と呼び掛けています

 

石渡写真クラブ月例会(3月)作品&講評

石渡写真クラブ月例会(3月)作品
 1月の例会から、新型コロナウイルスの感染回避とともに時間を短縮し実施。3回目の例会です。
 講評はクラブ員で講師の増田今雄さん(5常会)です。

 写真をクリックすると拡大して見えます。

【吉池 安雄】「春の訪れ」(千曲市戸倉)
講評:千曲市キティーパークのセツブンソウ。よく、足を運び、一足早い春を楽しんでこられたかと思います。そして、いっぱい咲いている中で、選んだのは「だんご三兄弟」。斜めに仲良く花を開いた3株ですが、ピントが後ピンで惜しまれます。スマホではフォーカスゾーンがありませんが、最近、「画面の中のピントを合わせたい所をタップすると、そこにピントが合ってシャッターが切れる」とか。機種によるかも知れませんが・・・。一眼レフのマクロ以上に接近には強い捨てたものではありません。大伸ばしに耐えるようデータ量を大きくするとか、手ぶれしやすいのでシャッターはソフトに。いろいろと工夫、お試しを。

【宮澤 一成】「小さい春 み~つけた」(大王わさび農場=安曇野市)
コメント:春まだ浅い様子を表現したく、撮影しました。
講評:こちらは、この後の広澤さんの紅梅の仲間でしょうか、花びらがすっきりとしています。開花した花一輪に春を感じフォーカスを合わせていますが、ややはじっこ過ぎカ・・・。もう少しわずか右だと黄金分割点に位置し安定し訴求力がぐんと増します。右下向こうのぼけた枝もにぎやかさという面でいいのですが、やや間が空きすぎか・・・。それには、立ち一をわずか左に寄せ、画角を少し左に振ると上記の指摘が解決、狙いが明確な作品になります。

【広澤 一由】「寒そうな梅の雪化粧」(長野市運動公園)
コメント:咲き始めた紅梅に無情の雪が降り積もり、待ちわびた春の息吹が遠のいた感であったが、青空に映えた梅と雪の塊の競演が美しかった!
講評:春と寒さが共存した撮影意図が読み取れる作品です。場面を想定し足を運んだ労作ですが、咲いた花が少なくやや散漫な感じがします。フォーカスのある左下から右に延びる枝を中心にトリミングをしてみました(下写真参照)。

【早川 珠喜】「薄暮の梅」(長野市城山公園)
コメント:長野市城山公園、この度新長野県立美術館が完成し、近代的容姿が姿を現しました。ここは花見の名所で花見時は小屋が立ち並び賑わうのですが、今年はコロナ禍で中止とか。桜の蕾はまだ固いのですが、新美術館の傍らに2本の梅が今が盛りと咲いておりました。
講評:いち早く咲く梅の花。私もかつて取材、新聞に掲載したことがあり懐かしく拝見させていただきました。大分昔の事で、健在ぶりにほっとしました。背景は新装なった美術館の屋根でしょうか、ちょうど中央に横線状に入り花が主題とはいえ、画面を二分しているように見えます。もう少し下げるか逆に上げて青空を少しにすると、花が映えてきます。

【中島 弘】「北帰行の準備」(安曇野市ハクチョウ湖)
コメント:今年は白鳥の南下が多いと聞き、安曇野で撮ってきました。背景にアルプスを入れたかったが曇り日で残念な結果となりました。
講評:撮影するポジション、角度、加えてコハクチョウの飛ぶ方向などなど結構思うように撮れないのが現実です。一回、二回で気に入ったカットが撮れれば最高ですが・・・。コハクチョウが群れで飛び立つショットですが、ほぼ完ぺきな後ろ姿で残念。再挑戦といきましょう。

【先ずは真似る。そしてオリジナルに挑戦】
 一月例会の宮澤さんのコハクチョウの評でも触れましたが、コハクチョウはプロ、アマ問わず多くのカメラマンの被写体になってきた野鳥です。大型で、冬の間信州に滞在する渡り鳥で多くのロマンも持っている魅力的な鳥です。雪を抱いた北アルプスを背景に飛翔、離発着など迫力ある素晴らしい作品が数多く生まれています。先ずは、そんな写真に挑戦、追いつくことかと思います。
それには、大変ですが何回も通い、飛び立つ時間や方向などよく観察することから始まります。当然どんどんシャッターを押しながらの行動になります。そのうちに、「背景にアルプスを・・・」掲げた目標の先が見え、近づいていきます。達成した時の喜びは格別、それが写真をやる醍醐味でもあり楽しみでもあります。
それでも、苦労して撮ってみても(繰り返しになりますが)「どこかで見た写真だなー」。そこからが大切です。勝負です。それまで培った観察眼や失敗などのデータを基に、誰も撮ったことのないオリジナルな写真を求めてゆくことが始まります。
写真は時として偶然性の瞬間もあります。その一瞬を捉える力量を日ごろから養うことです。手間も暇も掛かりますが、やってゆくと奥が深い世界です。

【高山 三良】「花鳥幻日月」(石渡近辺)
コメント:どんど焼きの日の幻日、上弦の月に現れた月面「X」、二月の満月SnowMoonに花鳥を添えました。
講評:「花鳥風月」。万葉の昔から、日本人が慣れ親しんだ生活の中で目にするものを連歌や俳句、日本画などで表現する日本独特の文化。各々の写真が完成度高く、お互いが共鳴し合ったシンプルな組み写真となりました。背景、線など黒色を基調とした中に一枚だけブルーという背景も効果的ですね。

【倉沢 利和】「『UFO』みたい?」(飯綱町霊泉寺湖)
コメント:天気が良いので出かけました。湖畔から見た景色がUFOに見えたのでシャッターを押しました。(GLAMPROOK飯綱高原)
講評:雪景色の中、「かまくら」か?面白い素材を発見しましたね。コロナ禍の中で出現した、感染回避を徹底したホテルとか。時代の流れを写し止めた記録写真でもあります。今度は、中の様子を見てみたいですね。