石渡神社で秋の例祭―コロナ禍で規模を縮小して開催

 石渡神社で1011日、秋の例祭(秋祭り)が行われました。今年は新型コロナ感染防止のため、いつもの年に比べ大幅に縮小したお祭りになりました。

 拝殿には氏子や区の役員など14人が集まりました。倉澤玄(けん)宮司が石渡区の発展や区民の幸せを祈って、高らかに祝詞を読み上げ、続いて氏子総代の藤巻弘幸さん(7常会)や、区長の横田一雄さん(1常会)らが区民を代表して次々に玉ぐしを供えました。最後に氏子総代の藤巻弘幸さんが「昨年の水害と今年の新型コロナ禍にこころを痛めています。早く終息してほしい」とあいさつ、神事を終えました。

 例年だと、前夜祭では長い提灯行列や神楽保存会による獅子舞などが上演され、本祭りでは石渡八寿喜会の先導による華やかな行列が行われていましたが、今年は中止。また、境内では公民館や育成会が焼きそばなどの店を出し、区民でにぎわいますが、これらも中止になりました。横田区長は「新型コロナが早く終息して、来年はにぎやかな秋祭りが復活してほしいものです」と話していました。

【文と写真:区監査役 水越渉】

石渡区の発展や区民の幸せを祈って祝詞を読み上げる倉澤玄宮司

玉ぐしを供える氏子総代の藤巻弘幸さん

3人そろって区の安全安心を祈る区長の横田一雄さん(中央)。手前が副区長の高山三良さん。区長の左隣が氏子相談役の高山秀則さん

神事が無事に終了。倉澤宮司を囲んで記念撮影です。みなさん、「早くコロナ禍が終わってほしい」と口々に話していました