8常会の「いこいの会」が公園に花を植えました

 8常会のボランティアグループ「いこいの会」のメンバーが11月10日、常会内の公園の花壇にチューリップなどの球根やパンジーの苗を植えました。

 「いこいの会」は8常会の公園に花壇を造り、花を植えて地域の人たちの交流の場にして、支え合う関係をつくろうと生まれたグループです。会員は現在19人。この日は98歳の女性会員をはじめ14人が参加、会員のお孫さん2人も飛び入りで参加しました。

 植栽に先立ち、花壇の古くなった土を外に出し、市の地域緑化事業計画でいただいた培養土50袋と入れ替えました。その後、同じく市の地域緑化事業計画でいただいたユリの球根100個やチューリップの球根60個を植えました。ユリやチューリップは来年4月ころに色とりどりの花を咲かせます。

 さらにこの時季は花が少ないため、公園に潤いを持たせようと会費で鮮やかな黄色のパンジーの苗75本を購入、植栽しました。パンジーは寒さに強く来年5月ころまで目を楽しませてくれるといいます。「いこいの会」の倉澤利夫会長は「この公園で、お花見交流会やスズムシの配布会を行っています。大勢の人が集まり、楽しく語り合うことで地域のきずなが強くなったらいいなと思っています」と話しています。

【文と写真:区監査役 水越渉】

作業前、花に詳しい住吉誠さん(赤い服)が、どこに何を植えるか全員にアドバイスしました

一列に6個のチューリップの球根を植える「いこいの会」の会員のみなさん。腰を痛めないよう慎重に、慎重に…

隣の花壇では、女性会員がおしゃべりを楽しみながら、黄色のパンジーの苗を植えていました

作業が終わっての記念写真。前列中央の白髪の女性が98歳の倉澤つねさん。右が90歳の小池文明さん。お二人とも元気です

 

にぎやかに「ふれあいの集い」が開かれました

 家族の介護に取り組んでいる方や、独り暮らしのお年寄りを招いての「石渡ふれあいの集い」が11月13日、石渡公民館で開かれました。

 区の役員や福祉推進員、健康推進員なども参加して約40人がお茶やお菓子をいただきながら幼稚園児の歌やハーモニカ演奏を楽しみ、にぎやかでなごやかなひとときを過ごしました。各テーブルには真っ赤なポインセチアの鉢が置かれ、ひときわ華やかな雰囲気を演出していました。

 福祉推進員支部長の高山三良さんと、廣澤一由区長がそれぞれあいさつしました。今年は講演などの堅いお話は省略して、目いっぱい楽しんでもらおうと懇親会に入りました。

 みかさ幼稚園の園児17人が登場、歌と踊りを披露しました。園児たちはお年寄りや区役員の座るテーブルを訪れ、歓声を上げながら「ますしょうぎ」ゲームを一緒に楽しみました。

 続いて関保雄さん・英子さん夫妻(5常会)によるハーモニカ演奏が披露され、演奏に合わせて全員が「赤とんぼ」や「高校三年生」など懐かしい歌を合唱しました。最後に、石渡出身で北尾張部在住の長谷川作二さん・陽子さん夫妻がユーモアたっぷりのマジックとトークで会場を沸かせました。

 お昼には、参加者全員に福祉推進員らスタッフが前日から準備した「五目おこわ」と「とん汁」が振る舞われ、あちらこちらで「おいしい」「ありがとう」の声が聞かれました。

【文と写真:区監査役 水越渉】

福祉推進員支部長の高山三良さんは「スタッフ一同こころを込めて準備しました。楽しんでください」とあいさつしました。高山さんはこの日の準備の責任者です

廣澤一由区長は「台風19号による大災害から1カ月になります。支え合う地域にするよう頑張ります」と話しました

みかさ幼稚園の園児17人が元気な声で歌や踊りを披露、盛んな拍手を受けました

園児たちは舞台を下りてそれぞれのテーブルを訪問、お年寄りと交流しました

ふだんお年寄りばかり相手にしている(?)長寿会会長の中島弘さん(5常会)=奥=も、園児が相手だと本当に楽しそうです

園児と遊ぶ副区長の横田一雄さん(1常会)。遊んでやっているつもりが遊ばれているみたいです。でも、うれしそう

ハーモニカ演奏する関保雄さん・英子さん夫妻(5常会)。ふだんはジョークの多い関さんですが、さすがに真剣そのものです

鮮やかな手さばきと楽しいトークで会場を沸かす長谷川作二さん・陽子さん夫妻。「毎年招かれているので新しいネタを仕入れるのが大変」と話していました

手作りの「五目おこわ」と「トン汁」を堪能した廣澤一由区長(9常会)=右。「おいしかった」と幸せそう。向かいは田中久夫公民館副館長(1常会)

「このトン汁、おいしいわ」と招待されたお年寄りも満足そうでした(左のおふたり)

会場の設営や手づくりの料理を用意した福祉推進員や健康推進員などスタッフのみなさん。特に料理は前の日から取り組み、こころを込めたといいいます。お疲れさまでした