正月行事~どんど焼きがにぎやかに

 成人の日の114日、石渡区の新年恒例行事、どんど焼きが運動公園東側の空き地で行われました。今年は、雨が降ったりやんだりした昨年と異なりスカッと晴れ渡った天候で、例年以上の人出になりました。

朝早くから小学生が各戸から集めたしめ飾りやだるまなどを使って、公民館役員や氏子総代、育成会役員らが協力して高さ約3メートルの柱二基を組み立てました。参加者にはお神酒やミカンが振る舞われ、あちらこちらで新年のあいさつが交わされました。

午後3時に小山美好区長らが点火すると真っ赤な炎が燃え上がり、1015分程度で燃え尽きました。周りにはおもちや繭玉、スルメなどを手に待機していた区民らが一斉に焼け落ちた火に投入。「熱い!」「もっと手前の方がいい」などの歓声をあげながら焼いていました。にぎやかな雰囲気の中、早速、焼きあがったおもちを食べ、今年一年の無病息災、幸運を願う三世代家族や若いカップルの姿が見られました。

 区民にとって、良い一年になりますように!!

【文:区相談役 水越渉、写真:HPスタッフ 増田今雄】

「字がうまくなりますようように」
お神酒献上
石渡八幡神社に拝礼
小山区長が点火
遠巻きに燃え尽きるのを待つ
下草に延焼。消化する消防団員
燃え尽きると一斉に近づき、お餅などを差し出す
顔ばっかりが熱い!
アルミ箔に包んだ小さなお餅がいっぱい
昔ながらの「木綿玉」(繭玉)がお目見え
フライパン登場
スルメも登場
ミカン
マシュマロ
お餅が入った半缶(左)、アルミ箔で包んだ焼き芋(缶の手前)も。火ばさみを持参した区民も
焼きあがったお餅を口に。今年一年無病息災!

石渡のお正月はもちつき体験とレクリエーション大会で決まり!

平成最後の恒例のもちつき体験、新春レクリエーション大会が松の内が過ぎた113日に行われました。

午前10時から、公民館体験講座の「おもちつき体験」には、会場の石渡公民館に約60人が集まりました。公民館の玄関前で、公民館・育成会の皆さんがせいろで蒸した餅米を石臼に移し、返しの合いの手を受け、杵2本で次々と5臼の温かい真っ白なやわらかいお餅をつき上げました。子供たちも公民館役員に杵の使い方を教えてもらいながら、足と腰を踏ん張り、元気よく餅つき体験を楽しみました。米粒からお餅ができるまでの過程を初めて見て勉強になったという感想も聞かれました。つき上がったお餅は食べやすい大きさにし、粒あん、ゴマ、きな粉、大根おろしを絡ませ、公民館大広間で参加者に振る舞われました。みんな美味しそうに頬張り、自分たちがついたお正月の味を楽しんでいました。

午後は、13時より同じ会場で「新春リクリエーション大会」が開催され、大人は麻雀の個人戦、子供たちはオセロ、トランプ、囲碁将棋の対戦を楽しみました。

麻雀大会は624人で2ゲームの合計点数で順位を競い、参加者は真剣な面持ちで同卓対戦者の顔色を伺いながらの熱戦が展開されました。

子どもたちは、自分の得意なゲームでの対戦を楽しみました。大人顔負けの頭脳戦が繰り広げられた種目もあり、みかんやお菓子をいただきながら充実したお正月のひと時を過ごしました。

時節の風習が希薄になりがちな昨今ですが、公民館、育成会の役員の方々のご尽力により、昔ながらの行事を体験することができ、子供たちも思い出に残るお正月になったことでしょう。

【文と写真:区広報部長 笠原千代子】

先ずは役員が蒸しあがった餅米をつぶしていきます。

子供たちも順番でつき上げます。

女のコも負けていません!

つきたては一段とおいしいね。

戦闘開始!みなさん  勝負師の顔になっています。

白熱したオセロ戦があちこちで展開されました。

私たちはトランプを楽しんでまーす。

麻雀の優勝は小山英雄さん(2常会)です。
準優勝 黒崎啓一さん(6常会
3位  広澤一由さん(9常会)

 

平成最後の区役が決まりました

 次年度の新役員を決める石渡区役定め総会が平成31年元旦に石渡公民館で開かれました。午前11時から11時半までの間55名による投票が行われた結果、次の方々が新しい役員に選出されました。

[区役員]
・区 長  広澤一由さん(9常会)
・副区長  横田 一雄さん (1常会)
・区会計  宮澤 一成さん(7常会)

[氏子役員]
・氏子総代 高山 秀則さん(2常会)
・氏子代理 藤巻 弘幸さん (7常会)

[公民館役員]
・館 長  倉澤 利和さん(2常会)
・副館長  田中 久夫さん (1常会)

 引き続き新年会が行われ、先ずは昨年の無事息災の感謝と新年度への決意を込めて、恒例のダルマの目入れ式が新旧役員により執り行われました。その後はにぎやかな懇談となり楽しい時間が流れました。

 最後にお盃の儀が行われ、八寿喜会(やすきかい)による祝いの唄をバックに、整列した新役員一人一人に常会長からお酒が注がれる中、背後でを歌い上げ、新役員の門出を祝福しました。

 新役員の皆さまには新元号初年度 安心して暮らせる石渡であり続けるための区運営を担っていただきます。住民ひとりひとりが主役という意識を持って、ご苦労される役員の方々を応援していきましょう!

【文と写真:区広報部長 笠原千代子】

選挙前の緊張する一瞬

先ずは受付をして投票用紙に候補者を記入します。

11時30分最後の投票が完了しました。

新役員に選出された方々です。右から広澤新区長、横田新副区長、宮澤新会計、高山新氏子総代、藤巻新氏子代理、倉澤新公民館長、田中新副公民館長

竹内顧問 新年度もよろしくお願いします!

選挙も無事完了し、小山区長の挨拶で新年会が始まり気持ちも新たに親交を深めました。

 

石渡写真クラブ12月例会写真集

<五十音逆順に掲載>講評は石渡写真クラブ:増田今雄講師
作品の下に、「タイトル」、(撮影場所)、講評の順に掲載
*写真をクリックすると大きく鮮明に見れます。

1.吉池 安雄

「私は、翔べない」(長野運動公園)
運動公園入口にある円盤投げの塑像とハトの群れを対比して表現しました。選手は飛べないのは当たり前ですが、飛ぶハトと比較して擬人化、「飛べない。1回でもいいからハトのように飛んでみたい」。何か、小説の世界にでも引きずり込まれそうな、吉池さんの撮影意図が伝わってくる面白みが感じられる作品です。

2.広沢 一由

「夏と秋が同居」(茅野市横谷峡)
たまたまでしょうか、左側は常緑の針葉樹林、右は落葉の広葉樹林。光線状態も味方し明暗が分かれ、その光景が「夏」と紅葉の「秋」に見えたと思います。真ん中に青空を入れ左右対称構図で感じた印象をうまくまとめましたが、手前にいる人物がザックとともに大き過ぎてうるさいです。もう少し小さく、点景として入れ込むと主題がぐんと引き立ちました。

3.早川 球喜

「光の演出」 (長野市善光寺)
この作品を見た時、「あれっ?」。例年の灯明祭りの作品とは少し違う。後になって平成最後の善光寺を彩る、ハスの形を中心にした善光寺をライトアップする企画の一環ではと判明、「そのリハーサルでは?」。ハスの花は見えませんが、人の気配がまったくない静かな雰囲気がいいですね。ブルーを基調に真ん中に黄色と色調のバランスもよくライトアップされた善行寺の別の顔が見えてくるようです。

4.中島 弘

「霜月祭り」 (飯田市木沢)
 ご存知、遠山谷の霜月まつり。寒い、煙い、眠い・・・。私も昭和の終わりの頃、信毎の「南アルプス」の企画取材で撮影しましたが、似たような場面をひたすら朝方まで待ち続けたことを思い出します。湯立て神楽のクライマックス、煮えたぎるお湯を素手でまき散らす一瞬の表情を切り取っています。沸き立つ湯気、瞬間に驚く人々の表情、何よりゆらゆらと湯気に揺れる御幣がおどろおどろしく印象的です。この場合は画面が左下がりになっていることが動感を生み出し、手前にある提灯も効果的です。
 そこに居合わせたカメラマンが一斉に、狭い場所でひしめき合いながらも譲り合い?シャッターを切ります。上記の評は、結果として生まれた作品を見ての評です。現場では、いろいろな点をよく観察してじっくりシャッターを切る状況ではありません。とにかくお湯を跳ね上げる瞬間だけに集中し夢中でシャッターを切る。それだけの行為ですが、その一瞬のさまざまな表情が画面内に見て取れる。そこが写真の面白み、醍醐味でもあります。ご苦労様でした。

5.竹内 一郎

「雨の太鼓橋」(福岡太宰府天満宮)
 旅先のワンショットとのことですが、空き隙のない構図で樹木の存在感が画面いっぱいに表れています。大小の木のバランス、遠近感も出ました。レンズ前についた雨粒でしょうか、ところどころがぼやけて見えますが、雨の日のしっとり感がよく出ました。太鼓橋の赤色がそんなに嫌味なく風景にマッチしました。ただ、中央付近の人物がよく見ると2人、できれば位置がもう少し前後でカップルと分かるシャッタータイミングの方がよかった。連写してあったら、前後コマを探してみてください。

6.高山 三良

「善光寺からイルミネ」(長野市善光寺)
 年末年始を彩る善行寺界隈を飾ったイルミネーションを2枚の組み写真でまとめました。上の1枚は山門でしょうか、向こうから差し込む光とそれを受ける人物の影が印象的です。下は、もう一歩進んで大門町から中央通りに向かい両脇に輝く街路樹をにぎやかに表現、こちらも人物をうまく配置できました。上部の提灯が切れてしまい惜しい気がします。左下の人物の足が切れても、その向こうの2人の足は切れないので、提灯を見せたほうが落ち着いたと思います。そうすることにより、主題のイルミネーションもぐっと引き立ちます。

7.倉澤 利和

「寒い朝」(自宅畑)
昨年1年の食卓をまかなってくれた野菜畑。手前から収穫を終えて休養に入った地、2番目に冬越しのタマネギの苗、向こうに冬の漬物の野沢菜。うっすらと積もった雪の朝、自宅の畑を被写体に「季節」を表現しました。できれば、左上の道路に通学の児童とか散歩の人とか、点景人物を入れるともっとグレードアップ。

8.萱津 信子

「130年の山寺の紅葉」(清水寺)
 紅葉真っ盛りの寺の光景です。中央に紅葉見物でにぎわう人たちの石段を置き左右対称にまとめ、紅葉が迫ってきて圧巻です。ただ、右に灯ろうがあるが、左になく、おそらく一対であるはずのもの?で落ち着かない感じです。でも、画面左に灯ろうの一部分川ちらっと見え、「あるのでは?」と思われます。きっちりと左右対称にいかなくても、よく観察して構図を決めましょう。

9.笠原 美敬

「広々とした善光寺平」(茶臼山)
 下に紅葉の木々、中に善光寺平、上に山塊と空の三段構図で、やや俯瞰したスケールある作品にまとめました。下の紅葉部分に日が当たり色彩が出るとよかったです。微妙ですが、画面全体がやや左下がりの傾斜が気になります(気にしなければ分からない範囲ですが)。

10.池田 治雄

「深秋」(長野運動会)
 冒頭の吉池さんとほぼ同じ運動公園の円盤投げの周辺です。扇状に広がるケヤキ、右の直立したシラカバ。それぞれが霧の中で紅葉を存分に主張し深まる秋を演出しています。扇の要に塑像を点景にし、放射構図でまとめました。像が少し大きめかなとも感じます。もう少し小さめの方が主題の紅葉が引き立ったと思います。   

              <HP掲載担当:広沢 一由>

 

 

 

 

石渡神社で越年祭と元旦祭が行われました

 昨年12月31日夜、石渡神社で越年祭が行われました。夜11時半過ぎになると、区民が境内に集まり始めました。この夜は雪も降らず風もなく、空は晴れ渡り、いっぱいの星が輝く絶好の参拝日和でした。

 午前零時近くになると境内には長い行列かできました。やがて遠く除夜の鐘が鳴るとお参りが始まりました。区民のみなさんは順番に拝殿の前に立ち、昨年の無事を感謝し今年1年の無事を祈っていました。

 参拝を終えた一人一人に、山田國廣氏子総代や倉澤正信氏子相談役、小山美好区長、廣澤一由副区長らがお神酒や甘酒、ミカンを振る舞い、互いに「あけましておめでとう」「今年もよろしく」などあいさつを交わしました。

 1月1日の午前7時からは恒例の元旦祭が、石渡神社拝殿で行われました。小山美区長をはじめ区の役員など11人などが参加しました。小山区長が「今年は年号が変わり、来年はオリンピックが開かれます。時代の変わり目の気がします。石渡区も平穏な年でありますように」とあいさつしました。続いて倉澤宮司が石渡区や区民の安全や健康を祈る祝詞を読み上げ、終了しました。

【文と写真:区相談役 水越渉】

神妙な顔をして今年1年の幸せを祈りました

除夜の鐘を聞きながらの参拝。「良い1年でありますように」と祈っていました(たぶん)

境内には三世代の家族連れや若いカップルなどの長い行列ができました

参拝を終えた区民にはお神酒や甘酒、ミカンが配られ、あちらこちらで新年のあいさつが交わされました

神社拝殿行われた元旦祭。区の役員などが見守るなか、倉澤宮司が石渡区の安全と平和の祈りを込めた祝詞を読み上げました

初日を浴びて白く輝く飯縄山。穏やかな1年になる予感がしました(午前7時)