石渡神社で秋の例祭が行われました

 石渡神社で107日と8日、恒例の秋の例祭(秋祭り)が行われました。7日が前夜祭、8日が本祭りです。

 前夜祭では、2つのコースに分かれて区内の家々を回った神楽が高山三良さん宅(2常会)の前で合流、高々とさまざまな提灯を掲げ、長い行列をつくって石渡神社に向かいました。神社拝殿では氏子総代など関係者が参拝したあと、神楽保存会のメンバーが獅子舞を奉納しました。また、境内につくられた特設舞台では、小学4年生の倉澤健琉(たける)くんが「三番叟」を元気に演じ、詰めかけた見物人の盛んな拍手を受けました。

 翌8日は本祭りです。関係者は石渡公民館に集まった後、午後1時すぎに石渡八寿会のメンバーがそろいの法被姿で木遣り歌を謡いながら行列を先導、氏子や区役員が続き、秋晴れの下、石渡神社に向かいました。拝殿では、倉澤祇(やすし)宮司が石渡区の発展や区民の幸せを祈って祝詞を読み上げました。氏子総代の山田國廣さん(1常会)や、区長の小山美好さん(2常会)が区民を代表して玉ぐしを供え、神事を終えました。

 いっぽう、境内では、石渡公民館や育成会の役員らによる焼きそばや焼きトウモロコシ、ポップコーンなどの店が開かれました。大勢の区民が訪れ、各店とも行列ができるほどのにぎわいになり、子どもたちの歓声が響き渡り、お祭りの雰囲気を盛り上げていました。

【文と本祭り写真:区相談役 水越渉】
【前夜祭写真:HPスタッフ 増田今雄】

【前夜祭:10月7日】

7日午後3時、紅葉の始まった区内を各事業所から巡行
神楽の太鼓(写真上)や道中囃子(同下)が区内に鳴り響いた

理美容店内で、獅子が舞い、無病息災、家内安全、商売繁盛を奉納
土屋自動車さんでは庭先で奉納(写真上)。終わると子どもたちを祝福(同下)

夕刻からは、新築の家庭や5常会の公園などを巡回、奉納(写真上・下)

1家総出で獅子舞の奉納を受けた(アメディオ動物病院=写真上。広澤副区長宅=同下)

各戸奉納の締めくくりは旧石渡屋敷の高山三良さん宅
庚申塔前で奉納
東西に分かれ巡行した神楽は旧石渡屋敷前で合流し神社へ
神社では惣魂碑前(写真上)、拝殿で奉納(同下)

奉納の最後は特設舞台で三番叟が披露。踊り手は昨年に続き倉澤健琉君(写真上)。終わるとお父さんにおんぶして引き上げ(同下)

境内には伝統の獅子舞を見ようと大勢が詰めかけた
三番叟に続き披露された「狂り」。毎年変えて登場のお面は安室奈美恵(写真上)。最後は「鹿の遠見」で締めくくり(同下)

 

【本祭り:10月8日】

青空の下、石渡八寿会のメンバーが高らかに歌い上げる木遣り歌に先導され、石渡神社に向かう氏子や区役員、当番常会の7常会の人々の行列


石渡区民の安全や幸せを願って祝詞を読む倉澤祇宮司


玉ぐしを供える氏子総代の山田國廣さん(中央)


石渡区が平穏に過ごせるよう祈願する区長の小山美好さん(中央)


神社境内には各種の店ができ、どこも行列ができる人気ぶりでした


焼きトウモロコシは市価より安いとあって大勢が詰めかけました